2018年9月17日月曜日

高校生の課題研究の質問がありました。

※学術的な見解よりも、現場でどうすべきか重要です。いつもシンプルに伝えたほうが良いと思っております。 角田

スポーツにおける怪我の予防について

1、スポーツにおける怪我を予防するための正しいアップやストレッチ方法は
  何か
  
ウォーミングアップは、3つの要素があります。
 ①筋温度をあげる(38.6°がパフォーマンスを上げるといわれます)
  方法としては、大きい筋肉の軽い筋トレ(スロートレーニング)
 ②心拍数をあげる(目標心拍数5070%)
  方法としては体操や早歩き、ジョック、ランニング
 ③伝達をよくする
  筋温度をあげることで筋の粘弾性がうまれます。
  またそれを脳からの指令が旨くいくように、頭・手・足が連動するよ
  うなリズムトレーニングなどが適していると思います。

ストレッチ方法は
 スタティックストレッチ(静的)よりも、ダイナミックストレッチ(動
 的)からバリスティックストレッチ(反動をつける)方法が適している
 かと思います。
 
2、怪我の予防方法に食事は関係するのか、また関係する場合、どのような
  食事をすると怪我の予防につながるのか

   何かを食べれば怪我をしないとかは無いと思います。ポイントは早くリ
   カバリーするかが大事で、単純に筋肉はタンパク質で出来ているので、
   高タンパク質なものを摂取するといいと思います。練習中はすぐに吸収
   するアミノ酸系、練習後は30分以内にプロテインをとると効果的かなと
   思います。
   身体にタンパク質を吸収をよくするために糖質も同時に採ることはをお
   勧めします。
   また、よくスポーツ選手はご飯を食べろというのにも根拠があり、筋肉  
   中にはグリコーゲンという糖質が蓄えられますが、それを使われて枯渇
   すると筋肉を分解してエネルギーを作ろうとします、炭水化物が必要と
   なります。不足すれば結果筋肉を削るということになります。

   早く身体をベストの状態に戻してやることが一番大事かなと思います。
   また怪我をするというのも根拠があり、外的要因が仕方がないですが、
   自らケガをする場合(切り返し、ねじれ、くじきなど)は動きや
      フォームに問題があると思います。
      

      

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